2018/01/08

以前に書いた遺言を撤回したい。どうすればいいですか?

 

この記事を書いている人 - WRITER -
石川宗徳
埼玉県をこよなく愛する司法書士・相続診断士。汐留司法書士事務所代表。一般社団法人さいたま幸せ相続相談センター相談員。
得意分野は会社法と相続。会社の相続もご相談ください。
趣味はフットサル(走れない)と将棋(弱い)
好きな食べ物は牡蠣とワッフル(セブン&アイ)
東武動物公園に稀に出没する。
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遺言を作成したけれど、遺言を書いた当所と気が変わってしまったという人もいるかもしれません。

遺言は一度作成をしたら一生その内容を変更できないものではありません。

このページでは、一度書いた遺言の撤回方法について紹介しています。

遺言の撤回方法

契約等の相手のある行為については、契約内容にもよりますが、撤回するには基本的には相手の同意が必要です。

しかし、遺言は自分だけで行う行為ですので、一度した遺言であっても後で撤回することは可能とされています(民法第1022条)。

 

遺言を破棄する

遺言を撤回する方法として、まず遺言を破棄するという方法があります。

自筆証書遺言は破棄による撤回が可能ですが、公正証書遺言は原本が公証役場に保管されているため、手元にある公正証書遺言の謄本を破棄しても撤回したことになりません。

 

遺言を訂正する

自筆証書遺言においては、遺言者がその内容を訂正することができます。

ただし、自筆証書遺言の訂正方法は、その方法が法律で定められており、その定めに従っていない方法で訂正をしてしまうと訂正が無効となってしまうため、訂正するのであれば別の方法を選択された方がいいかもしれません。

 

別の内容の遺言を作成する

新しく遺言を作成したときに、その内容が以前に作成した遺言の内容と抵触するときは、以前に作成した遺言の当該抵触する部分は撤回したものとみなされます。

以前に作成した遺言を撤回するときは、新しく遺言を作成するという方法が利用されることが多いと思います。

 

遺言の内容と抵触する行為をする

遺言者が、遺言の内容と抵触する行為をしたときは、遺言の当該抵触部分する部分は撤回したものとみなされます。

例えば、遺言では自宅を長男に相続させると書いたけれども、遺言者が生前に自宅を長女に贈与したような場合です。

 

遺言の対象となる物を破棄する

遺言の相続・遺贈の対象となっている物を故意に破棄したときは、その対象物に関する部分について撤回したものとみなされます。

例えば、遺言では長男にA壺を相続させると書いたけれども、遺言者が生前にA壺を故意に壊したような場合です。

 

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石川宗徳
埼玉県をこよなく愛する司法書士・相続診断士。汐留司法書士事務所代表。一般社団法人さいたま幸せ相続相談センター相談員。
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