2018/01/09

一度した相続放棄を取り消すことはできるか。

 

この記事を書いている人 - WRITER -
石川宗徳
埼玉県をこよなく愛する司法書士・相続診断士。汐留司法書士事務所代表。一般社団法人さいたま幸せ相続相談センター相談員。
得意分野は会社法と相続。会社の相続もご相談ください。
趣味はフットサル(走れない)と将棋(弱い)
好きな食べ物は牡蠣とワッフル(セブン&アイ)
東武動物公園に稀に出没する。
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相続放棄をしたけれども、取り消したい。

一度、家庭裁判所に受理された相続放棄を取り消すことはできるのでしょうか。

このページでは、相続放棄を取り消すことができるかどうかについて紹介しています。

相続放棄とその取消し

相続放棄をした後に、やはり相続放棄を取り消したい、相続財産を承継したいと思うこともあるかもしれません。

その点、民法はどのように定めているのでしょうか。

 

相続放棄の取消しは、基本的にはできない

一度した相続放棄は、一定の例外を除き、取り消すことができません(民法第919条)。

これは、相続放棄の熟慮期間中であっても同様です。

 

相続放棄の取消しができるケース

相続放棄をした人の利益を保護する必要性が高い一定のケースにおいて、相続放棄を取り消すことができます。

一定のケースとは、未成年者が親の同意を得ずに勝手に相続放棄をしてしまったケースや、詐欺や脅迫によって相続放棄をしてしまったケースが該当します。

なお、相続放棄ができる場合でも、相続放棄を取り消すことができるのであって、何も手続きをせずに自動的に相続放棄が無効となるわけではありません。

 

相続放棄の取消しができる時期

相続放棄を取り消すことができるケースに該当していれば、いつでも取り消すことができるのでしょうか。

民法では、追認できる時から6ヶ月以内あるいは相続放棄の時から10年以内を相続放棄取消しの期限としています。

追認できる時とは、例えば詐欺によって相続放棄をしたときは、詐欺の事実に気付いた時のことを指します。

 

相続放棄が受理される前であればどうか

相続放棄の申述はしたけれども、家庭裁判所が受理する前であれば、それを取り下げることができます。

相続放棄の申述後に相続放棄をやめようと思った方は、すぐにでも対応した方がいいでしょう。

 

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